【剣盾ダブル S12】ウツロンゲカグヤ 【最終2041 /10位】
こんにちは。ぶんです。
今回はランクバトルs12で最終レート2041、10位を達成した構築を紹介したいと思います。今回の構築もファイツ君(@faitu_wcs_poke)と一緒に考えたものになります。
[1]使用構築
[2]構築経緯
今回の構築はシャロン杯の決勝トーナメント進出に向けて考えたものであり、環境に何が多いかを考察するところから始めました。まず候補に挙がったのはバナコー、レジロックです。この2つに勝てることを条件し、グロス、ブリザポスにも負けないような構築を目指しました。
そのうえで、最初に候補となったのがテッカグヤです。以前からランクマをしていて突然ダイマックスしてくるテッカグヤが強いのではないかと思っていたので個人的にテッカグヤを試してはいたけど、どうもしっくりこない状況でした。
このことをファイツくんに伝えると、ファイツくんもトリルエースとして珠テッカグヤを使用したことがあると言われました。僕がテッカグヤに対して考えていたのはジェットで加速しながら特性ビーストブーストで火力を上げていくというものでしたが、テッカグヤは耐久面を厚くしたいと考えていたが、そうするとsが足りなくて加速してもレジエレキを抜けなかったり、他にも1加速では抜けないポケモンが多くて強さを感じれない部分がありました。
しかし、トリルエースにすることでそれらの悩みが解決するのではないかと考え試してみることにしました。
トリルでの運用と考えると電気が重くなるので地面枠を探していると避雷針弱補ドサイと組ませるのが強いのでは…と考え試したがくそほど弱く、ドサイドンのせいで一日の考察が終了…
一旦ドサイドンを忘れてテッカグヤトリルに戻って1から考えることに。
まず思ったのは、cが上がっていないカグヤはグロスより全然火力がなく、火力のないクレセとの相性も良くないということでした。なのでクレセを、殴れるトリル要因としてポリ2に変更しました。しかし、クレセと違って手助けが打てないためテッカグヤの火力補助ができないと弱いと考え、アシッドボムウツロイドを採用しました。
同時に、テッカグヤ+避雷針は安定の強さがあるのではないかと考え、スピスワライチュウを採用しました。
できた構築が次の2つの構築で、これらをファイツくんと協力して回しました。
この2つの構築を回している中で、レヒレガエンという並びがいまいち強さを感じれなかったことと、テッカグヤの微妙に足らない火力を補うためのアシッドボムウツロイドを採用してみましたが、トリル下でカグヤ→ウツロイドの順に動くため別の遅いポケモンでアシッドボムを使えるやつを探していました。その時、環境に増えてきて、りんやさんが使っていた嘘泣きオーロンゲがいいのではないかと思い採用。このままではレヒレが重いためゴリランダーを採用し、環境に多いバナコーの対策としてヒードランを採用。
このようにしてできたのがの並びです。
この並びで最終日までやっていたが特殊が多すぎてグロスやポリ2が突破できず詰んでいたので、ゴリランダーをウ―ラオスに変更。襷はウツロイドが持っていたのでウ―ラオスはハチマキとし、重いレヒレへの打点としてどくづきを覚えさせた。
また、ヒードランが僕自身上手く使えていないこととバナコーに強いはずがコータスダイマのダイアースとポリ2のサイチェンで振り回されて負けたりとヒードランと仲良くできなくなったので、急遽ガブリアスを採用して構築が完成した。
[3]個体紹介
本構築のエース枠
相手にしている時からダイマックステッカグヤは突破しにくいし、ビーストブーストが発動すると止められないと思っていたが、実際に使ってみると想像以上の強さでした。
技はラスターカノン必須、守りたいし守るも確定。残りの2枠はメテオビーム、火炎放射、草技、エアスラが候補でした。草技はレヒレが重く感じていたので候補には上がったが、ピンポイントすぎるし、さすがに技スペースが足らないので没。sを少し上げてエアスラを入れることでトリルエースにもなれてトリルなしでも加速して全抜きを狙えるようにすることも考えたが、経緯のところでも言ったように加速したところで抜きたいポケモンを抜けなかったりで微妙だと判断した。
放射はグロスやバナへの打点、メテオビームはガエンや飛行全般に対する打点としてかなり優秀だったのでこの技構成で正解だったと思う。
また、ポリ2をスチルでがちがちにして詰める動きもかなり強かった。
テッカグヤはダイマックスが終わると岩技が打てなかったりとダイマックス以外での運用が難しかったので、ダイマックスをいかに有効に使えるか、枯らされないかを考えながら使う必要があった。
②ウーラオス悪
ウ―ラオスは襷一択だと思っていたがハチマキウ―ラオスも強かった。
重いメタグロスやポリ2などの高耐久トリル要因を葬ってくれた。また、受け出しランドロスも調整次第で一撃で倒せたりと何を持っても最強のポケモンだと実感した。
どくづきの採用も正解で、ウ―ラオスを見るとレヒレを選出し、最後にウ―ラオスとレヒレの対面を作るプランを取る人が多いが、レヒレは少し削ればどくづき圏内に入るので簡単に処理できるため、最後にレヒレウ―ラオス対面を作ることはこちらとしても好都合だった。
最終日に急遽採用したポケモン。
最初に採用していたヒードランだと、ヒードラン、バクア、レヒレにきついのでこれらに強く、バナコーに勝てるポケモンを探したところ弱補ガブリアスがマシかなと思い採用したが、どれにも上手く勝てないのでガブリアスの何が強いかわからなかったがガブリアスのおかげで勝てた試合も多かったので結果往来かなと思います。
この枠にいいポケモンを募集します。誰か教えてください。
今期から相棒となったウツロイドちゃん♡
初めはトリルの枠がアシッドボムだったが、嘘泣きオーロンゲを採用したことでアシッドボムは必要なくなり、代わりにトリックルームを入れることにした。これが大正解で、襷トリルの両方をケアした動きをしてくる人は少なく、トリックルームがかなり成功した。ウツロンゲから猫トリルをし、次のターンから嘘泣きを絡めて削っていき裏からカグヤダイマという流れがかなり強かった。
冷静s個体値31にすることでトリックルーム下で運用しやすくし、トリルなくても最悪動けるように実数値110は確保したが、レヒレとのs関係が微妙なので個人的に最遅がよっかたかなと思う。(個体用意がめんどかった)
⑤オーロンゲ
オーロンゲの技の選択肢は非常に多く迷ったが、レヒレの火力をそぎながら攻撃できるソウルクラッシュ、安定してトリルできるように猫だましを確定し、カグヤの火力補助のための嘘泣きも採用。ラスト1枠は挑発で回していたが、最終日てるるんさんの満腹お香トリックを見て強そうだと思い採用したが、予想以上に最強でした。
満腹お香トリックはトリックしたターンに反映されないため使うのが難しいところがあったが、レジエレキのように初手に出てきてボルチェンで一旦帰り、最後の詰めに使われるようなポケモンに帰る前に早めにトリックしておき、後半簡単に処理できるようにしたり、トリルしてもしなくてもsが微妙なカグヤの邪魔になりそうなポケモンに早めにトリックをすることで後半の戦況を楽にすることを心がけた。
トリル始動要因
テッカグヤのダイスチルで強化して最後の詰めに使ったり嘘泣きと絡めて相手を削りテッカグヤの餌にする。ダウンロードでcが上がったポリ2と嘘泣きの相性は半端なかった。初めは冷凍ビームではなくトライアタックを採用していたがランドロスの処理を早めたかったりボルトロスの弱点を付けるのは強いと考えて冷凍ビームを採用した。
また、スチルで強化したポリ2は冷凍ビームの試行回数を稼げるため可能性∞
[4]選出・立ち回り
・基本選出
先発:+or
後発: +@1
猫トリルで安全にトリルを展開し、嘘泣きを絡めて雑に削り後発のテッカグヤで暴れる。テッカグヤはダイマックスが切れると弱いので、ダイマを枯らされないように立ち回る
・メタグロス入り
先発: +
後発: +@1
メタグロスより先にスチルで強化し、相手のグロスのダイマが切れた後に最後ウ―ラオスで処理するプラン
[5]感想
5月ぶりにランクマをして、またレート2000、最終1ページ目を達成できるとは思ってなかったのでめちゃくちゃうれしかったです。
最終日は強い人ばかりですごく楽しかったです。対戦してくれた方ありがとうございました。
また、てるチャレに引き続き一緒に構築を考えてくれたファイツくんには感謝しています。
最後まで読んでいただきありがとうございました。