【てるチャレtop4】 珠岩雪崩グロス

 


はじめまして。ぶんです。

今回は11月7日に行われた、てるチャレのチーム戦で57チーム中 top4に輝いた構築を紹介します。

構築記事を書くのは初めてなので雑な部分も多いと思いますが、一週間けーてぃくんとファイツくんと考えた自慢の構築なのでぜひ最後まで読んでいってください。

 

[1]使用構築

 

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[2]構築経緯

最初はボルトランドクレセドランの並びが無難に強いと考え、この並びにレヒレツルギを加えた6体で回していました。その中で、まず最初に感じたことは瞑想レヒレが強いこと、ヒードランをトリルエースにするよりもメタグロスに変更した方が強いことでした。

メタグロスに変更して回しているとトリルブリザポスが非常に厳しいことに気づきました。同時にランドロスダイマ技で簡単に落とされたり、トリルブリザポスが重かったり、地震雪崩といったメインウェポンのダメージ量がそこまで期待できないことに気づきました。それをファイツくんに相談すると、ファイツくんはランドロスはすぐに解雇し、ガオガエンで回していると言っていたので僕もガオガエンで回してみることにしました。

するとブリザポスがかなり楽になったり初手クレセガエンから入って猫トリルを打つことで安全にトリルを展開することができ、勝率が一気に上がりました。

 

ここで、今まで使っていて安定した強さを発揮していたカプ・レヒレクレセリアと加え、クレセグロスガエンレヒレの4体を構築の軸とすることにしました。

 

この時点では、グロスは最遅クレセ+1のグロスで味方弱点保険を使用していました。

 

軸が決まったので、残りの2体を決めていくことにしました。

残り二枠に求められるものとして、グロスに強く流行りだしていたヒトム、ガラルファイヤー、レヒレテッカグヤ、レジエレキなどのポケモンに強い枠でした。つまり、電気枠と地面枠を探していました。

 

ここからは3人で手分けして色々試したのですが、僕はファイツくんと通話している時にファイツくんがダメ押しエレキ+弱補ドラパに当たったというのを聞き、試してみることにしました。

弱補をドラパに渡してしまったので、仕方なくグロスを珠に変更し、クレセのシャドーボールを手助けに変更してみました。すると、まずクレセの手助けがとんでもなく強く、微妙に火力の足らないレヒレに手助けできたり、珠グロスに手助けすることで多くのポケモンを一撃で粉砕することができました。暇になることが多いクレセに手助けは相性がよかったです。また、ドラパエレキの味方殴りは読まれないので非常に強く、ダイホロウを連打した後に裏の珠グロスのバレパンで一掃する動きが非常に強く、大会直前まで残り二枠はドラパエレキで行こうと考えていました。

一方で、ドラパが選出できないときに選出が非常に窮屈になったり、ガラルファイヤーにどうしても勝つことができなくて悩んでいました。

 

その時に、けーてぃくんが残り二枠に悪ウーラオスとレジエレキが強いと教えてくれました。実際試してみると、ドラパのときに感じていた選出の窮屈感が悪ウ―ラオスのおかげでなくなり、レジエレキを入れることで重いレヒレや、詰みやすいテッカグヤに弱点をつけることを評価し採用することにしました。

 

このようにして、Pokémon-Icon 892.pngPokémon-Icon 894.pngPokémon-Icon 488.pngPokémon-Icon 376.pngPokémon-Icon 788.pngf:id:bunsherry:20201109192221p:plainの6体の並びが完成しました。

 

[3]個体紹介

 

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ウ―ラオス@気合の襷 

陽気

175-182(252)-121(4)-x-80-163

あんこくきょうだ ふいうち インファイト みきり

 

単体性能最強の襷ウ―ラオス

最後まで悩み続けた枠ですが、ウ―ラオスにして本当によかったです。

初手クレセラオスで雑に削ったり、終盤の詰めに使ったりと、とりあえず選出しておけば活躍してくれました。

レジエレキが手助けふいうちを耐えるように調整されていることが多かった印象。

それでも少し削ったエレキなら終盤に不意打ちで縛っているのは本当に偉かった。

また、処理が面倒なヒードランメタグロスに対して強く、最後にウ―ラオスで仕留めて勝ち!という試合が多くて神でした。

 

 

 

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レジエレキ@磁石

臆病

155-x-70-152(252)-71(4)-277(252)

10万ボルト ボルトチェンジ エレキネット 守る

 

レジエレキのsをどうするかは悩んだけど、エレキミラーを意識した最速にしました。

持ち物の候補としては、磁石、眼鏡、粘土でした。

まず、BO3であることを考えると眼鏡であることがわかると守るがないことがバレ、猫だましなどを絡めて簡単に突破されることから眼鏡を選択しから外しました。

また、自分で貼ったトリックルームのターンを管理できるなどから、守るは必須だと考えました。

粘土はこの構築で壁が欲しいと感じることがなかったことと、初手エレキで圧をかけた上でボルチェンなどでいったん下がり、最後の締めにもう一度エレキを使うことが使い方として強いのではないかと考え、磁石にしました。

初手エレキネット+ウ―ラオスが強いのではないかと考え、エレキネットを採用したが、エレキラオスといった選出は不毛なミラー対決が生じたり安定しないので、この選出をすることはありませんでした。

 

 

クレセリア@ナモのみ

呑気

227(252)-x-189(252)-95-151(4)-81

冷凍ビーム 手助け トリックルーム サイドチェンジ

 

構築の要。

こいつが怯んだり集中されてトリックルームできないと絶望的。

基本はクレセ+@1の選出がほとんどで猫トリルや猫捨て台詞でメタグロス降臨という流れ

手助けが本当に強く、珠グロスに手助けを重ねることでかなりのダメージが期待できる。メタグロスだけでなく、レヒレに手助けを乗せるのももちろん強い。

冷凍ビームはランドロスに対する削りに優秀であったり、メタグロスのスチルなどで要塞化したクレセが冷凍ビームの試行回数を稼げると相手を凍らせることも期待できると考え採用した。

残り一枠を悩んだが、僕とファイツくんはサイドチェンジ、けーてぃくんは月の光を採用した。候補としては、グロスと並べて地面技を透かすことのできるサイドチェンジ、要塞化したクレセで最悪TODを狙えたり2回以上トリルを狙える月の光、無難に強い壁などがあった。月の光はメタグロスのダイロックやレヒレのダイストリームと相性が悪いと思いサイドチェンジを採用した。

 

 

メタグロス@命の珠

勇敢

187(252)-205(252)-150-x-115(4)-67

アイアンヘッド じしん いわなだれ まもる

 

今回の構築のMVP

ヒレやクレセをアースやスチルで要塞化できるのが強い。

アイアンヘッド、じしんは確定。残りの2枠をめちゃくちゃ考えてました。

候補は雷パンチ、冷凍パンチ、岩雪崩、まもる、バレットパンチでした。

経緯にも書きましたが、初めはドラパを採用していたことからバレパンとまもるにしていました。しかし、ウ―ラオスに変更したことで、悪巧みヒトムやガラルファイヤーが重く、それらに打点を持つために岩雪崩の採用を決めました。最後の枠は、バレパン採用のフルアタも試しましたが、守るがほしい場面が多く、バレパンは確かに強かったが、バレパンがないと勝てないという場面は少なく、なくても勝てるように立ち回ればいいと割り切って採用を見送りました。

考察段階ではヒトムや避雷針+ガラルファイヤーが多いと考えていたため雷パンチは採用しませんでしたが、本番はどちらにもほとんどマッチングしなかったので雷パンチでもよかったのかもしれませんが、レヒレは最悪手助けダイスチルで押し切れたり、ダイロック珠グロス天才と言ってくれる人が多かったので採用してよかったです!

  

 

カプ・レヒレ@オボンのみ

ひかえめ

177(252)-x-135-154(196)-150-113(60)

濁流 ムーンフォース めいそう まもる

 

現環境では瞑想レヒレが最強でしょう。

メタグロスのダイスチルやダイアースで能力を上げていき、めいそうでCを上げたりして詰めます。

瞑想とダイマックスの相性もよく、こいつにダイマックスを切るかどうか、切るタイミングで勝負が決まることも多い。

瞑想を積めずにダイマックスすると火力が微妙ですが、クレセリアの手助けで火力を補うことができたりと、クレセリアとの相性もよかったです。

また、基本的にはトリルを軸に戦うため、モロバレルの胞子を防ぐのにも活躍してくれました。

 

 

 ガオガエン@バンジのみ

生意気

201(244)-135-122(92)-x-145(172)-72

 フレアドライブ とんぼ返り 捨て台詞 猫だまし

 

威嚇枠をランドロスではなくガオガエンにしたのは正解でブリザポス構築に楽に立ち回ることができました。

とんぼ返りの枠だけずっと悩んでいて、挑発にしたりバークアウトにしたりと色々試しましたが、どちらも使う機会があまりなく、それなら襷を破壊しながら帰っていけるとんぼ返りにしようと思い採用しました。クリアボディなども多く、捨て台詞を押しにくい場面もあるためよかったとは思います。

僕はマッチングしなかったのですが、ファイツくんが本番ドラパルトが重いと言っていたので、けーてぃくんのようにDDラリアットのような悪技を採用する方がよかったのかもしれません。

 

[4]選出・立ち回り

・基本選出

先発:Pokémon-Icon 488.png@1

後発:Pokémon-Icon 376.png+@1

 

猫トリルが決まりそうな時はガエンクレセにしていました。レヒレ+何か で瞑想から入ってこられると詰むのでそこだけ注意

あとクレセが怯むと死亡

ガエンが出しにくいときはクレセラオスやクレセエレキで雑に削って裏のメタグロスに繋げるなどの動きをとる。

 

 

・クレセグロスミラー

先発: Pokémon-Icon 488.pngPokémon-Icon 376.png

後発:Pokémon-Icon 892.png+@1

 

クレセグロスミラーはクレセガエンから入って相手がクレセグロスから来たら詰むため、この選出がいいと思われる。

ダイスチルで固めて相手のメタグロスは終盤にウ―ラオスで処理するルートをとる。

 

 

・上から制圧できそうな時

先発: Pokémon-Icon 892.pngPokémon-Icon 894.png

後発:@2

大会本番では一度もしなかったが、ウ―ラオスとレジエレキで上から殴って勝てそうなときは強い。エレキ+速いやつミラーをよくするので基本的にはしない方がいいと思います。

 

 

・レヒレが刺さっている時

先発: Pokémon-Icon 788.pngf:id:bunsherry:20201109192221p:plain

後発:@2

 

ヒレが刺さっている時にたまに選出する。

猫だましを打ちながら瞑想をし、レヒレダイマックスさせるプランを取ることが多い。

瞑想を積んだダイマヒレに手助けを重ねれば、かなりの火力が期待できる。

 

[5]感想

今回のてるチャレがチーム戦と聞いたとき、参加したいとは思っていたけど、誘える人もいなかった僕をチームに誘ってくれたファイツくんとけーてぃくんには本当に感謝しています。

3人で一週間考え抜いて作り上げた構築で予選6戦全勝、決勝トーナメントでも準決勝進出と本当に素晴らしい結果を出せて嬉しく思います。

僕は最近あまりポケモンをやっていなくて大会に出るのも久しぶりで足を引っ張らないか心配だったけど、最強の2人がいたから冷静にプレイすることができました。

次のチーム戦でもこの2人とチームを組んで、次こそ優勝したと思います!

 

最後に思い出を画像として残します。

最後まで読んでいただきありがとうございます。

 

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